「配布準備が、全部動き出した」日
34日目は、リリースに向けた実務を一気に片付けた一日でした。
BOOTHショップの公開。Steamworksへの開発者登録。
どちらも「やらないといけないのはわかってるけど後回しにしてた」作業です。
気づいたら両方終わっていました。
■ BOOTHショップ公開
ショップのコンセプトを整理した
今回のBOOTHショップは、鋼鉄の交響曲専用ではなく「スタジオ白猫斎のくそげ工房」として設計しています。
将来的に複数のゲームを出す想定のため、特定タイトルに依存しない構成にしました。
親ブランド「くそげ工房」・子ブランド「スタジオ白猫斎」という関係で、ヘッダー画像にも両方のロゴを配置しています。
ショップ名:白猫斎のくそげ工房 / Studio Hakubyousai (Atelier-KSG)
URL:https://atelier-ksg.booth.pm/

特定商取引法に基づく表記を整備した
無料配布でも、特定商取引法の表記は整備しておくべきと判断しました。
個人・無料配布のみという条件では義務対象外ですが、表記があることで閲覧者への信頼感が上がります。
また将来有料販売を始めた際の対応コストを下げる意味でも、今のうちに整えておく方が合理的です。
特に重要だと感じたのが免責事項です。
フリーウェアを配布する以上、
「このゲームを使って生じた損害には責任を負わない」
という旨を明記しておかないと、万が一のクレームへの対応が難しくなります。
今回の表記には以下を含めています。
・本ソフトウェアの使用により生じたいかなる損害についても開発者は責任を負わない
・動作を完全に保証するものではない
・ご自身の責任においてご使用ください
無料で配って責任を取らされる事態は避けたいので、ここは慎重に対応しました。
■ Steamworks開発者登録
思ったより手続きが多かった
Steamでゲームを販売するためには、Steamworksへの開発者登録が必要です。
登録自体は無料ですが、ゲームを1本登録するたびに$100(Steam Direct料金)の支払いが必要になります。
今回の手続きの流れは以下の通りです。
- Steamworksアカウント登録
- NDA(秘密保持契約)署名
- SDA(Steam配信契約)署名
- $100支払い
- 銀行口座情報入力
- 税金情報(W-8BEN)提出
- 本人確認書類(KYC)アップロード
一日でここまで終わらせるつもりはなかったのですが、一つ終わるたびに次のステップが見えてくるので、結果的に全部やりきりました。
税金情報でつまずきそうなポイント
海外販売では米国の税務申告に対応したフォーム(W-8BEN)の提出が必要です。
日本在住の個人であれば、日米租税条約が適用されます。
マイナンバー(個人番号)を外国TINとして提供することで、源泉徴収税率0%が適用されました。
つまり、Steamの売上から米国税が引かれない状態になっています。
これは日本と米国が租税条約を結んでいるためで、日本在住の開発者には有利な条件です。
30日待機がスタートした
$100を支払った日から、ゲームをリリースできるようになるまで30日間の待機期間があります。
これはValveが取引相手の情報を確認するための期間です。
4月17日に支払いを完了したため、5月17日以降にストアページの公開(「近日登場」)が可能になります。
実際の販売開始はそこからさらに最低2週間後となるため、最短でも6月上旬の見込みです。
この待機期間中にストアページの作成・審査・「近日登場」ページの公開を進めることができるため、
実質的に準備を並行して進めることになります。
とりあえず$100払ったから後戻りはできないですね(笑)
絶対に何かは販売します。売れるかはわからないですが…。

■ 現在の残タスク(34日目時点)
| カテゴリ | 項目 | 状況 |
|---|---|---|
| 配布準備 | BOOTHショップ公開 | 完了✅ |
| 配布準備 | Steamworks登録・$100支払い | 完了✅ |
| 配布準備 | KYC審査 | 審査中(2〜7営業日) |
| 配布準備 | BOOTH商品ページ作成 | 未対応 |
| Steam | 30日待機 | 進行中(〜5/17) |
| Steam | ストアページ作成・素材準備 | 未対応 |
| 判断待ち | バトル画面補正表示(DEF+/ATK+等) | 余力次第 |
執筆後記
今日は「やらなきゃいけないけど面倒くさそう」な作業を全部片付けた日でした。
BOOTHショップは思ったよりシンプルに整えられました。
Steamworksは思ったより手順が多かったです。ただ、どちらも「やり始めれば終わる」作業でした。
後回しにしている間の精神的負荷の方が、実際の作業コストより高かったかもしれません。次の作業はBOOTH商品ページの作成です。
ビルドを作り、READMEを書き、説明文を用意する。
ここまで来たら、あとは手を動かすだけです。

















